Nっ子ネットワーク カンガルーの親子

1500g未満で生まれた子供たちのための親子の会「Nっ子クラブ カンガルーの親子」の日々を綴っています。
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スタッフ自己紹介 11

妄想族の岩本玲子です。‘玲子’最近は‘岩本ね~さん’とも呼んでもらってます。

会へは、第一回定例会から参加しています。
Nっ子の息子は、当時、中学3年。「3・4時間目を連れ出します。給食時間には戻しますので。」と教頭先生に直談判して、第一回定例会に息子も一緒に参加してくれたのでした。
あれから8年かぁ~早いなあ。小っちゃく生まれた息子も、昨年、大学を卒業し、自分の力で社会へと漕ぎ出しました。
 
一応、ここで基本情報を。
・第二子(長男)
・出生体重:850g
・在胎週数:25週1日
・出生:熊本赤十字病院、入院:熊本市立熊本市民病院
・入院日数:142日
 
(出産の経緯…)
まだ、お正月気分の1月9日、夜、自宅で破水をし、突然の入院となりました。その昼間は祖母の米寿祝いのため、遠方に出かけていたのですが、2歳の娘が発熱したため、早々に帰宅していたのでした。もし、娘が熱を出していなければ、外出先で破水し、遠く、よく知らないところで緊急入院することになったのかもしれないと思うと、娘の発熱が私たちを助けてくれたのだと感じています。
そして、陣痛を抑える点滴。医師は最低1か月は持たせます!と宣言されましたが、息子は出てきたかったのでしょう、1月13日、ひどい雷雨が降りしきる夜中、彼は生れてきました。産声はほとんど聞くことが出来ず、分娩室の空気がとても重たかったことを覚えています。ラップフィルムに包まれて心臓マッサージを受けながら、慌ただしく運ばれていくのを目で追いかけていました。そして、ほんのちょっとのぞいた息子の足の裏。夫足の形にそっくりで、ただそれだけを目に焼き付けました。
 
(告白…)
その息子が、第1回定例会に一緒に参加してくれたのです。それは本当に本当に宝物なのです。というのも、正直にお話しすると、息子がNICUを退院してから、自宅でともに暮らす生活が、私はとても辛く苦しかったからです。
未熟児で生んでごめんなさい。
痛い、辛い思いをさせてごめんなさい。
周りの人はみんな、早産したのは私のせいだと思っている。
どうせ、私の苦しさなんか誰にもわからない。
立派なお産できなかった私は、落第点。
どうせ、どうせ、どうせ……私なんか、母親失格。
そして、抱いてもあやしても泣き止んでくれない息子は、私のことを受け入れていないと感じ、その泣き声が毎日私を責めているようでした。たくさんの人に助けてもらった大切な大切な命のはずなのに、だんだん「かわいい」「愛しい」と感じなくなっていきました。母親としてそれは絶対感じてはいけない気持ち、ましてや口にしてはいけない言葉でした。だから、毎日毎日その感情を飲み込み続けました。そして、その苦しさ・悲しさ・イライラは、だんだんと息子への暴力に代わっていきました。それは完全に「虐待」でした。明日の新聞記事になるのは自分かもしれないと恐れていたことも事実です。けれど、何年もかかって、家族や友人の力を借りて、それを乗り越えていきました。
その息子が、第一回定例会で何も言わず一緒に行って、横に座っていてくれたのですから、再び母としてやり直すチャンスをくれたのだと思いました。
 
(私にとっての会とは…)
会の活動をする中で出会ったピア傾聴(その土台となる再評価カウンセリング)は、私の中にある本質を探し出してくれ、そして認め合い支え合う仲間にも出会わせてくれました。更に、ワタシらしくあることが、娘・息子へも幸せを運んでくれると教えてくれました。
こどもたちの体も心も傷つけてしまった私の育児は、間違っていました。けれど、その間違いをやり直すのに遅いことはありません。今ならそう言えます。二人の姿が、そう私に教えてくれ、確信を持たせてくれました。そして負の連鎖をしないために、これからも私の心と体を使っていきたいと思っています。
「こどもをかわいいと思えない」人には言えないそんなキモチも、飲み込まずに吐露できるところ‘Nっ子クラブカンガルーの親子’。支えてもらった人が、また次の誰かのチカラになる、そんなつながりがつづくといいなぁ。それが私の最高の妄想なのです。これからもよろしくお願いいたします。
(長くなりましたm(__)m最後まで読んでくださってありがとうございます。)
by iwamoto
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【 2016/01/09 (Sat) 】 仲間たちからのお便 | TB(0) | CM(0)
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Author:Nっ子ネットワーク カンガルーの親子
福岡・筑紫エリアを主な活動拠点としている1500g未満で誕生した体出生体重児のための親子の会です。毎月開催するカンガルー広場(学習会や茶話会など)、ピア傾聴講座、カンガルーサロン(飯塚病院、福岡徳洲会病院)、その他様々な活動を展開しています。

会へのお問合せはホームページ、またはこのブログのメールフォームをご利用ください。

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