9月17日 いきいき情報センターにて9月度の学習会を開催しました。
今回は初めましての方3家族、4名のお父さん、お母さんを含む19家族と作業療法士T先生が集まっての学習会を開きました。
9月度のテーマは「子どもが伸びる関わり方」
講師は、福岡県発達障害者支援センター「ゆう・もあ」の前センター長でいらっしゃる木藤政博先生です。
福岡子育てパークで、このテーマの先生の
ウェブ講座の記事を読むことができます。

日々の育児の中で、成長や発達の不安を感じたり、子どもたちの「困った」があるものです。
周りの子よりできないことが多かったり・・・
言葉がうまく出ず、お友達とコミュニケーションがうまくとれずにトラブルになっていたり・・・
ギャーっと泣きわめいたり・・・
動き回ってじっとしていなかったり・・・
体調管理が難しかったり・・・
日々、育児のいろんな困りごとを感じながらこの日、集まったお母さんたち。
木藤先生のユーモアたっぷりのお話に、心が軽くなっていった方が多かった
ようです。
涙をポロポロと流しながら、お話を聞いていたお母さんたちが何人もいました。
そう、先生のユーモアに笑いながら、泣きながら・・・。大忙し!(^^)

写真は、指回し体操。先生の「はい、コレできる?」にみんな、悪戦苦闘。
できない=障がいなの?を改めて実感。いや、体感したシーンでした。
「ボクができるのは、練習してるからだよ」
先生のお話は、教員時代や支援センター勤務時代の実体験に基づく具体的なものでした。
LD(学習障害)、ADHD、自閉症スペクトラム、身体や視覚、聴覚にハンディがある子どもたちとたくさん関わってこられた先生。
具体な支援の例にたくさんの勇気をもらいました。
いわゆる、学校での「気になる子」(支援が必要だなと思われる子)は6%を超えていると言われています。
今回の木藤先生のお話は、決して、早産児育児だけのための内容ではありません。
どんな子に対しても共通して大事にしたいことばかりでした。
子どもにとってたくさんの経験を積むこと。そして、苦手がある子に対しての早期からの支援がいかに大切か。
そして、先生のお話の中で印象に残ったのが
「お母さんの気持ち次第で、子どもの成長が変わる」
親ができないとあきらめたら、できないままの子。
「できない」ということは、決して本人のせいではない。むしろ、むしろ周りがいかに適切に支援ができているか。
親や周りの大人の支援やサポートで違ってくると感じました。
その子を信じ、そして、得意なことを認めて伸ばすことの大切さを再確認しました。
そして、ハンディがあることは不便だけど、不幸ではないということ。
LDなどの発達障害だと言われるたくさんの有名俳優さんの名前が出てきました。
たしかにシナリオを読むことは大変で不便かもしれないけど、決して不幸ではないよね、って。
たしかに!!
参加されたみなさんの感想です
子どもの力を信じ、周りと比較せず子育てを楽しみます。
子どもの意欲「~したいを引き出していけるよう支援していきたいと思います。
我が子を信じます。「出来ると思えば出来る」とわかっていても、それが出来ていなかった私がいました。
泣いて、笑って、頭を使って、手を動かして・・・あっという間に1時間半でした。
木藤先生、お忙しい中、ありがとうございました。
10月度の定例会は10月15日(木) 読み聞かせの魅力を学びたいと思います。
by万
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