Nっ子ネットワーク カンガルーの親子

1500g未満で生まれた子供たちのための親子の会「Nっ子クラブ カンガルーの親子」の日々を綴っています。
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6月度の定例会は「就学についての学習会」でした

先のことまで考える必要はないかもしれません。でも、早産児や障害のある子どもを持つ親にとって、先を見つめすぎたり、心配しすぎたりしてもいいと私は思います。つまり、心づもり。予め情報収集しておくことで、予見もできるし覚悟ができる。心づもりと覚悟があれば、悩める時が来た時としても、最適な道を見つけやすい――。
定例会で年に1度開催される「就学についての学習会」が、まさにその先を見据える絶好の機会。私も子どもが1歳の時から参加しています。

今年も講師は、臨床心理士のT先生。短大の教授であり、また近郊の教育委員会や学校の状況も精通されています。私自身、先生のお話を聞くのは今回で3回目。ですが、毎回、強く心に響きます。ご自身も2人の育児経験のある先生。オブラードに包んだ言葉ではなく、私たち親の気持ちに寄り添い、私たちが聞きたいはっきりとした言葉で、誠実にお話をしてくれる。だからこそ、こちらも信頼を持って一生懸命耳を傾けられます。

質疑応答まで含め1時間半まるまるお話くださり、すべてが参考にしたいことばかり。でも、全部をお伝えするのは不可能なので、私の印象に残ったお話を箇条書きでざっとレポートします。

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・結果とは別の話として、発達検査で「家ではできるのに…」という場合がある。でも、それは「ここではできない」ととらえられる。慣れれば出来るのか、慣れた人が相手だと出来るのか、世の中に出た時に対応できるか、が落とし所。言葉についても同じく、「お母さんは言っている事は分かる」も、それは言葉(発音)の問題なのか、関係性(対人)の問題なのか。つまり内側に持っているものは何なのか、どこまで理解しているのか、どう将来に使えるのかがポイント。

・就学について大切なのは、2人で同じものを見ることか可能かどうか。一緒に一つのものを見ながら話ができたり感想を共有できるか。これができれば、先生とも意志の疎通ができるようになる。できないときは、距離感なのか、タイミングなのか何が原因か探り、学校に伝えるとよい。

・大切なのは、凹まないこと。就学すると、大なり小なり必ず何かが起こる。凹むなとは言わないが、凹んでもしょうがないと思う気持ちが大切。そのうえでどうするか考える。親が凹んでいると子どもも気にしてしまう。

・支援学校は、ほぼ個別にお子さんの状況に合わせたサポート体制が整っている。勉学というよりも、子どもの内面の成長、内側の豊かさ、感性を大切にする。
・支援学級も個別対応ではあるが、皆と同じことができる、近づくことを目指すのがスタンス。
・通常学級にいることで情緒不安定になる場合も。支援学級の穏やかな環境で過ごすことで、心が成長して落ち着きが得られることも(能力とは次元の違う話として)。
・低学年のうちに支援級でしっかり見てもらい、子どもも学校が楽しいと過ごすことで成長し、学年が上がって通常学級へ移るという選択肢も。逆に低学年を通常学級で過ごし、2~3年生になって何かが起こるということも。この場合、子どもが自分を諦めてしまう、自尊感情、自己肯定感を否定するという二次障害となる可能性が高い。

・小学校は1年生の最初と後半では、まったく異なる。夏休み明けから要求度が高くなり、他の子の成長も著しいため、周りとのズレが生じる可能性がある。
・子どもの「できない想い」を親がどうとらえるか。「できなくていいよ」はNG。「そうだね、難しいよね」と共感することで、子どもも安心し、チャレンジにつながる。ちょっとした言葉かけの違いで、子どもの気持ちは大きく変わる。

・能力は人それぞれ。目指すところは、聞かれたことに応えることができるか、相手に興味を持ち聞くことができるか。能力とは別の部分で、人と丁寧に関わることを大切にしていきたい。その方が人生やってて楽しいのでは。

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私の娘は今年、保育園の年中です。私も就学について現実味がだんだん増してきました。今回の先生の話をしっかり自分の中で咀嚼し、娘の小学校について考えていきたいと思います。また、小学校に上がった後に何か困った事があったとしても、いろんな道が考えられるということが分かり、先の不安が少し軽くなりました。「凹んでもしょうがない」をモットーに、私も子ども人生楽しまねば!

そして、来月の定例会は、小学生のお子さんをもつ先輩ママさんたちの就学についての経験談。こちらも、もちろん見逃せません!

byきのっぴ
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【 2015/06/16 (Tue) 】 事業報告 | TB(0) | CM(0)
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Author:Nっ子ネットワーク カンガルーの親子
福岡・筑紫エリアを主な活動拠点としている1500g未満で誕生した体出生体重児のための親子の会です。毎月開催するカンガルー広場(学習会や茶話会など)、ピア傾聴講座、カンガルーサロン(飯塚病院、福岡徳洲会病院)、その他様々な活動を展開しています。

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