7月21日 柳川市の柳川総合保健福祉センター「水の郷」にておしゃべりサロンを開催いたしました。
前の週、柳川市は豪雨で大きな被害が出ました。それから1週間、開催自体を心配しましたが、この日は曇り空。
会場の保健センターは災害ボランティアセンターの本部も置かれていて、朝からたくさんのボランティアさんがいらっしゃいました。本当はこのおしゃべりサロンに来たかったけど、災害にあわれて参加を見合わせたいう方がいらっしゃなければいいのだけど、と1週間祈るような思いでした。
災害ボランティアセンター、そして、ボランティアに向かわれる方々の姿を見て、改めて今回の豪雨被害の大きさを感じました。この場をお借りしてお見舞い申し上げます。
さて、サロン・・・。

今回はどんなご家族が集われるんだろうかと内心ドキドキ・・・。
おしゃべりサロンのチラシをご覧になって初めて来てくださった方を含め13組のご家族が来てくださいました。中にはお子さんがまだNICU入院中の方もいらっしゃいました。
そしてこのエリアをご担当されていてる母子保健担当(未熟児担当)の職員さんお二人や、さらにさらに後半にはお仕事の合間を縫ってNICU卒業生のフォローアップ検診をされている(異動された今も?)小児科ドクターも遊びに来てくださいました。
あちこちで思いがけない懐かしい再会もあったようです。
そして、共催者である柳川ことばの発達支援グループの先生方、
柳川リハビリテーション学院の言語聴覚士を目指す学生ボランティアさんで会場はたくさんの人です。

お父さん、お母さんでひとつの大きな輪になり自己紹介から。

その後、お父さんで1グル―プ、お母さん2グループに分かれてグループディスカッションです。初対面、初参加の方も共通話題である「NICU時代の思い出」をベーステーマにいろんなお話が出ていたようです。

今回、お父さんの参加が6名。初めて参加されたお父さんからは「父親だけでこういう話をしたことがなかったから新鮮だった」という感想もいただきました。

お父さん、お母さんたちがお話をしている間、二間続きの和室を仕切り、子どもたちは先生、学生さんたちとたくさん遊んでもらいました。学生ボランティアさんが20数名だったので1対1以上?
ふすまを開けてぱっと写したこの1枚だけ・・・。遊んでもらっている様子がちょっと分かりにくいですが(苦笑)

たくさんお話をしていろんな想いが溢れたあと、お父さん、お母さんに再び大きな一つの輪になってもらいちょっとしたゲームをしました。その間、仕切りのふすまが開き、子供たちもなんだか楽しそうなお父さんとお母さんの輪の中に入ってきました。

今回、子ども達の相手をしてくださっていた子育て支援センターの保育士の先生による親子遊びタイム。
大きな大きな布が子供たちの上を通過し、そしてふわ~りふわ~りと屋根になり、もう大興奮です!!!


最後に大きな絵本を読んでくださいました。

どの年齢の子どもたちも、Nっ子ちゃんも兄弟児さんも、みんな食い入るように聞き入っていました。

最後に、Y先生のご挨拶で2時間のおしゃべりサロンが終了しました。
自分が住んでいる地域だけだと、同じように小さく産まれた赤ちゃん、そしてご家族との出会いがなかなかないかもしれません。きっともうそれだけでも不安な子育てだったりするかもしれません。
今日、いろんな仲間たちと繋がり、不安の解消だったり、胸につっかえたままで重かった心が少し軽くなったり、親子でいっぱい遊んで楽しいなと思ったり、何かのお手伝いになっていれば嬉しいなと思います。
次回、柳川でのサロンは11月中旬を予定しています。会場予約が取れましたら改めて日程をお知らせいたします。
運営をお手伝いしてくださった皆さま、本当にご苦労様でした。ありがとうございました。
by万
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