4月23日 日曜日
去年は熊本地震の余震が続いていたため中止した恒例の春の家族交流会を開催しました。

青空がとても気持ち良い安の里公園に、カンガルーの親子18家族49人、ボランティアさんとそのご家族21人の70人が集まりました。
例年、体調を崩しての当日キャンセルがあるのですが、この日はゼロ!! 子どもたち、みんな絶好調です。
在宅酸素を卒業したお友だち、経鼻の管のみを残しているお友だち、保護帽を必要としているお友だち、独歩がまだちょっと不安定なお友だち、車椅子・バギーっ子もいます。きょうだい児さんもみんな、元気いっぱい集ってくれました。
スタッフ9時半集合。手分けして運んだ荷物搬入です。

今回も福岡こども短大の学生さんたち11人がボランティアに来てくれました。

いつも来てくださっている医師や看護師のボランティアさんに加え、療育施設のPTの先生お二人、カンガルーの親子立ち上げ当初からお世話になっているNICUのある病院の看護師さん、学生さんたちの先生でもある臨床心理士の先生、将来、お医者さんいなりたいという高校生も来てくださいました。
先生からシャボン玉の差し入れや、とある方からのたくさんのお菓子の差し入れなどいただきました。(お菓子は帰りにお土産として配らせていただきました)


シャボン玉やスライダーは大人気。
公園に到着するなり遊ぶのに夢中です。



早速、川に入る子どもたち。

到着1時間そこそこで第1回目のお着替え中!


子どもたちが楽しそうに遊んでいるその頃、茅葺屋根の中ではお昼ご飯・カレーライスの調理中。
PTの先生に姿勢を保持してもらいながらカレーの箱を開けるお手伝い!

お母さんたちに交じってお姉ちゃんも野菜の皮むきのお手伝い。

そして一番の大仕事。かまどの火を起こしとカレーの煮込み作業。
今年は例年になく煙たくてパパたちかなり眼をやられていたようです。
来年はゴーグル用意します。はい。

12時。みんなでいただきます!



子どもたちはとにかく元気。そして、とにかく遊びたい!!
きっとお姉さんたちはおかわりをしたかったのかもしれませんが・・・また子どもたちを追いかけて行ってくれました。
春ですね。シロツメクサで花輪を作る姿があちこちで見られました。


午後もシャボン玉は大人気。


こらこら~、お気に入りのお姉さんをどこに連れていくんだ~い!!

安全に滑り降りるようにサポートしているのではありません。スライダーで上っているのです。

ん?? しっかり水着に着替えてる子がいた~。



午前と午後に一人ずつ、擦り傷の負傷者。ドクター、看護師さん、お世話になりました。

キャ~~大変!!!スライダーが流されていく~!!!

お姉さん、ありがとう。

この公園にお散歩に来ていたシベリアンハスキー。「大丈夫だよ」と言われて恐る恐る触ってみる・・・。知らないおじちゃんありがとう。


パパさんたち、お疲れさまです。



調理隊のお母さんたち、買い出しから調理、後片付けお疲れ様でした。あっという間に片付いてしまう仕事の速さ、チームプレイはあっぱれです。

カンガルーの親子の象徴的な写真かなぁ。

ママ、お兄ちゃん、お姉ちゃん、妹的な構図ですが、みんな、家族じゃありません。
でも、家族みたいにとーっても自然でしょ。
兄ちゃん・姉ちゃんズが自分たちの妹弟ではなく、他のNっ子ちゃんの相手をしてくれる姿はいつものことなのですが、
Nっ子ちゃんが、別のNっ子ちゃんの妹弟の相手をして遊んでくれている姿もあり、みんなの成長と年月の積み重ねを感じました。一人っ子でも、きょうだいがいるような経験ができるのがカンガルーの親子の良いところなのかもしれません。
楽しい時間はあっという間に過ぎちゃいます。

最後にみんなでハイ・チーズ!!

この後、まだ遊んでいるお友達もいたようですが。
今まで経験したことがないような遊びができたと言う声も聞きました。
ボランティアの皆さま、お父さん、お母さん方、楽しい時間、ありがとうございました!!!
by万
スポンサーサイト