4月12日 火曜日
28年度初の徳洲会サロンでした。病院のありがたいご協力の元、2年目に突入です。
この日、入学式と重なる自治体が多くあったため、スタッフはたった2名!
よく遊びに来て下さる3組がすぐいらして、広い会議室内が、和やかムードに。
2ヵ月おきにサロンがあるということは、子供たちの顔つきの変化を見てとれます。
おもちゃの取り合い渡し合いすら、しっかりしてきたなぁ~と、ほほえましいです。

今回、輪になりざっくばらんに自己紹介しあうことになりました。

カンガルーでの「自己紹介」は、おのずと、出産時の出来事がまず出てきます。
自由にしゃべっても自然とそうなりますが、全員、何かしらギリギリ体験を持っているので、よそで話すよりずっと安心して話せます。
一人ひとりの状況は違っても、命の現場には、ぞわっとするような体験がある。どれも同じケースはない。
改めて、生きてる、育ってる…というありがたさや生命力を感じる時間です。
その後、看護師さんたち(産婦人科)も、顔を出してくれました。新年度と言うことで、新たに配属になった看護師さんも一緒でした。

ここで、私は痛恨のミス!!(いつもだ)
本来なら、話を聞くべきスタッフなのに、こちらがむしろ看護師さんに話を聞いてもらっていたー!
昔話から、記憶の抽斗はひっくり返り、出るわ出るわ、入院時の苦い思い出の数々。7年経ってもまだ心の奥底にあったらしいので油断がなりません。うっかり、スタッフばかりしゃべっているという事態に。万さん、連れてくる人間間違いましたよ~!
以下、その内容。
・祝い膳が出るのは平等で正しいけれど、箸をつけるたびに切ない思いをしたものだったこと。
・帝切したお腹が痛いのも忘れるくらい、とにかくおっぱいを届けねば!と四苦八苦したこと。
生んでみるまで、自分がおっぱいが出やすい人なのか、それほど出ない人なのか、努力すれば出るようになる人なのかも分からないので、早産のショックもそこそこにやってみる…も。
乳管が開いてないから、とんでもなく痛いし、試行錯誤していくべき相棒の赤ちゃんが横にいないし。短い入院中に搾乳を覚えないと家で困る、できることといったらこのくらい。でもあまり採れもせず、手向きもコツもよく分からない。搾乳パックは高価で懐も痛い。3時間毎が眠い~!という、そんな中。
用意されてた搾乳指導ビデオが、ジャージャーと出る素晴らしく有能なおっぱい(しかも美乳)でした… 。
「このようなおっぱいが普通なのか?」と誤解して悲しむママが、密かに発生しそうなビデオなのでありました。
看護師さんには、「初産ママ・早産ママは特に不安なので、うまくいかなくても、すぐにどんどん出る人、ゆるやかな人、いろんな人がいるから」と伝えてほしい。とフォローをお願いいたしました。
・搾乳するカップの形状の話とか。シリンジの話とか。
きっと、自分自身が、いつか分かる人に話したいと思っていたことだったのでしょう。散々話してきたのに、まだ話したいことがあるのか!と自分でもびっくりです。
そういえば。
本日いらしたママと、看護師さんが知人同士ということが判明!
世間は狭いですねぇ。
あと。
「定例会」ってどんなことをするのか、ご存じなかったママがいらっしゃったことも分かりました。
サロンと大きく違うのは、母子分離(同室母子分離もあり)というところだけです。この機に託児に初チャレンジするママもいらっしゃいます。
テーマに沿っておしゃべりする月もあれば、先生をお招きして育児にまつわる話を聞く月や、ママが、育児と関係ない作業に没頭してワイワイ、リラックスする月もあります。
その後、お昼を食べながら、なんとなく話す時間が良かったりもします。
お時間がある人は残ってしばしぼーっとしましょう。特別話さなくても、誰かが話してるのを聞くだけでもいいのです。
少人数の方が話しやすい、というのも、あるかもしれないですしね。
親子の時間は、がっつり向きあえる貴重な時間であると同時に、まだ聞き分けもつかぬ子と延々向きあい続けなければいけない時間でもあって、しんどい時もある。
孤独なもんですよ、退屈な時間もありますよ。
特別、話したいこともないけど、なんとなく家から出てみようかな。そんな時は、定例会かサロンを使って、時間を埋めてみませんか。
徳洲会では、看護師さんや助産師さんが話を聞いてくれるので、心強いです。
気楽なご参加、お待ちしています。
byMARI