12月22日 今年もカンガルーの親子のクリスマス会を太宰府南コミュニティセンターにて行いました。
前日までの荒れた天候も、きっとNっ子ちゃん、きょうだい児さん、みんな良い子なんですね~ お天気にも恵まれ、楽しい一日になりました。
ただやっぱりこの冬の季節、当日朝から体調不良のためお休みの連絡があったりでしたが、29家族大人46人、子ども48人 そして福岡こども短期大学の学生&OGボランティア25名、医師・看護師ボランティア4名 総勢123名が集まりました。
9:30 スタッフ、学生&OGボランティア集合 みんなで会場の設営
準備に走りまわるスタッフの子どもたちの相手も大切なお仕事です

10:00受付開始 ぞくぞく参加ご家族到着です
いまやお姉ちゃんズも頼もしいスタッフの一員で受付業務も完璧!

10:30 絵本童話研究会のお兄さん、お姉さんによる手遊び、読み聞かせタイム
子どもたちは、パパやママではなく、お姉さんたちの膝の上を占拠してます。そして、しっかり集中して聞いています。
読み聞かせの会場後ろではDNの会のパパたち、何やら作戦会議中!

11:00いよいよクリスマス会スタート
今年の司会をお願いしたカンガルーママのT嬢とN嬢。きっと前の晩は緊張で寝れなかったのでは??

お名前呼び この日来てくれたお友達のお名前を一人一人呼んでいきました。大きな声でお返事してくれたお友達もいて嬉しかったな。今回は転勤などで茨城県、長崎県にお引越ししたお友達、福岡も行橋や宗像といった遠方からもたくさんのお友達が来てくれました。
そして、私から前日から司会に無茶ブリを・・・(きっとこれが前の日からの一番のプレッシャー?)
実はお空に帰ったNっ子ちゃんのご家族が妹さんとご一緒にいらしてたんです。「ぜひ、お空に向かってみんなと同じようにお名前を呼んであげてね」って事情を説明。(今回の司会のお二人はこのお友達がお空に帰ったあとに入会なのです)声を詰まらせながらしっかりとお名前を呼んでくれました。ありがとう。

11:00クリスマス製作 今年は雪だるまを作りました。
お子さんから離れることが可能なお母さんたちが調理に行くこの時間。お父さんや学生さんのサポート、心強かったです。


この企画も学生さんとOGの方で企画から下準備まで全て行っていただきました。年齢や発達状況など様々な子供たちが同じベースで楽しく製作できるものを・・・と一生懸命考えてくださいました。
そして、たくさんの雪だるま完成!

12:00 さぁ、お昼ごはん今年はカレーとシチュー、そしてデザート。この調理の時間(のおしゃべり)を楽しみに来てくださっているお母さんも多くいると聞きます。

厨房をしきってくれたスタッフと今年は初の厨房パパ登場!某大手外食チェーン会社にお勤めのお父さん、マイエプロンご持参くださいました。そして、広いはずの2階のランチルームが狭い狭いっ。

食後の一コマ。学生さん、朝一は首の座ってない赤ちゃんの抱っこにドギマギでしたが、すっかり慣れた様子。

コミュニティセンターは小学校の一部にあります。子どもたち学校の長い廊下に大はしゃぎ!

13:30 パパ主催の新聞玉入れゲーム
朝の作戦会議はこのため。新聞紙を丸めて入れるという玉入れ。普通の玉入れのように勝ち負けがあるわけではないのだけど、子供たち大はしゃぎ!


13:50 クリスマスプレゼント交換 パネルシアター
おばちゃんスタッフの頭ではプレゼント交換はビンゴとか輪になって音楽に合わせてじゅんぐりに回すとかしか思いつかないけど、学生さんの柔らか頭で素敵なプレゼント交換が始まりました。陰でお母さんたちがプレゼントを番号順に並べる作業中。

会場では絵本「
サンタさんからきたてがみ」のパネルシアター。子供たちはお話に夢中です。
そして、お話に出てきたねずみのゆうびやさん登場。そのお手紙にプレゼント交換の番号が書いてあります。


みんな、どんなプレゼントが当たったかな?
当たったプレゼントを抱きしめ、リトミック研究会のお姉さんたちによるダンスを2曲。
保護者さんから「創造豊かで振り付けもなども非常に完璧

」というコメントもありましたよ。

素敵なリトミックダンスに大きな拍手・・・
すると室内が暗くなり・・・サンタさんがトナカイさんと一緒に登場!!!サンタさんからのプレゼントに子どもたち大はしゃぎ!

サンタさんからの号令で今日一日頑張ってくれた学生さん、OGさん、が整列。「今日は頑張ったかぁぁ!」のコールにみんな、「は~い!!!」と大きな返事。
サンタさんから大事なお仕事を託された子供たちから学生さん、OGのボランティアさんにもプレゼントがわたりました。



そして、なんとなんと、11月の県知事表彰のお祝いにと、会にも素敵なプレゼントを頂戴しました。
中身は赤いショルダーバッグの救急箱!でもくれぐれもこの救急箱の出番がありませんように。


15:00
最後にみんなで記念撮影をしてクリスマス会を終了

Nっ子ちゃんは下は10か月のお子さんから上は高校2年生まで。
それに生後半年から小学6年生のお兄ちゃん、お姉ちゃん、妹さん、弟さんの兄弟たち。
そんなたくさんの子どもたちと1日過ごしてくれたボランティアのみなさん、本当にご苦労様でした。
ボランティアさんの声です。
★最初はとても不安でした。学校では習うことができない実際の状況や、その場その場で必要な対応が少しわかった気がします。もっと勉強して必要とされる保育士になろうと思います。
★日ごろ、経験することができないことを経験できました。未熟児の集まりがあることも知らなかったので、この会のことを知ったことも勉強になりました。お母さん方の話が私の中ではとても大きなものになりました。どの保護者の方も素敵な顔をされていて、とても癒されました。
★最初はどう子供たちと接していいか分かりませんでした。でも、時間とともに接し方、また障がいをかかえる子供たちとの関わり方もわかってきました。名札に「たくさん関わってください」と書いてあるのを見て、やはりたくさんの関わりが大事だと思いました。普段、関わることの少ない障がいを持っている子どもたちとも関われて、自分の前までの先入観とは違う思いが芽生え、本当に勉強になりました。
★正直、最初はどうやっていいのか戸惑いましたが、子どもたちはみんな純粋でまっすぐで一緒なんだなと感じました。また、来年も参加したいと心から思いました。
他にも、一人一人が丁寧にたくさんの感想を書いてくれていました。
Nっ子ちゃんの成長とともに車椅子やバギーの数も増え、今回は7台がずらり並びました。
元気に走り回るNっ子ちゃん、兄弟児さんたちに加え、肢体不自由のお友達や言語や情緒に配慮の必要なお友達もたくさん来ていた今回のクリスマス会。学生のみなさんにとっては本当に戸惑いの連続だったと思います。
首がまだ座らない間もなく1歳の子を抱っこしていた学生さんや食事の介助のお手伝いをしていた学生さんもいました。
そんな中、ずっとカンガルーの親子のボランティアに携わり続けてくれているOGさんたちの姿は頼もしいものがありました。きっと、来年もこの先輩たちに続く子たちが出てくるかな??
そして、保護者のみなさんからの声です
★初参加です。たくさんのNっ子さん家族の方が参加され、遠方からも来られていて驚きました。同じ小さく生まれた親として心強く思いました。
★いつもの集まりでお会いできないパパ、ママの方とお話できてよかったです。
★子どもたちがこの日をとても心待ちにしていました。お姉さんたちにたくさん遊んでもらい、今日の夜は子供も笑顔のまま眠りそうです。
素敵な1日をみなさん、ありがとう!!!
これで2013年のカンガルーの親子の集まりはすべて終了。来年度も定例会からお会いしましょう。
みなさん、よいお年をお迎えください
by万
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