「健やか親子ファーラム」
IN 田川青少年文化ホール昨日からの雨と風
そして、初めての田川市遠征
なんだか不安だけど、口にすると益々不安になりそうで

カーナビも新しくできたバイパスには反応してくれなかったり、
けど、思ったよりスムーズに到着できました~

あゆ母、ゆうとママと先ず先乗りして、先方の田川保健事務所の方と挨拶もそこそこに、3人で写真展準備。
パネル運搬など少々大変でしたが、1時間程で完了。
フォーラム開始まで余裕のゆうちゃんでした。
それからあやたんママとあやたんも合流。


フォーラムへの参加者が母子保健関係ということで、かなり写真展にも足を止めてくださって、熱心に見入ってくださる方が非常に多かったなと感じました。
ママたちのメッセージも一つ一つ読んでくださったり、
出産体験記もかなりの方が手にしてくださいました。
中には、かなママのつくってくれた「LIVING HUG」

のパネルに一番に目を留めて
「あ

ーこれ、知ってる、橋本先生の~」
と、感激されている方がいて、その姿に私達のほうも嬉しくなってしまいました。
また、今回田川市のこのフォーラムに参加できるようご配慮頂いた係長さんから、来年度の担当の地区の保健師さんをご紹介してくださって、ますますこの写真展が広く繋がっていけるものになってきたと思いました。
そして、みんなも楽しみにしていた講演
内田 美智子氏 (助産師 内田産婦人科医院)
「子どもたちの生きる力になるもの」”どんな子どもに育てたいですか?”
そのために、あなたはどういう姿で立っていますか
笑って立っていますか
自分の笑顔がわが子の瞳に映ってますか
かっこよくたっていますか
助産師の仕事の中で感じるのは、30年前も今も生まれたての赤ちゃんは何も変わっていない。
変わったのは、大人でありその大人が作った社会。
例えば、自分の時間を犠牲にして子育てしたくない・・という親が増えている。
食事を作れない子どもが親になり⇒コンビに弁当が充実し⇒更に何もしてもらえない子どもが増え⇒その子どもが親になる・・・の悪循環。
コンビニ弁当でもお惣菜でもそれ自体が悪いのではなく、
例えばいつも使っているお茶碗に子どもの食べれる分だけ移し変えるとか、
割り箸でなく、いつも使っている自分のお箸でたべるとか、
インスタントでお湯だけ注ぐ物でもいいから、温かいお味噌汁を添えるとか、
そこに、あなたのコトを考えて行動しているママがいるんですよというメッセージを添えられれば、それは子どもにとって大切な食卓となる。
その
「生きる力になる記憶」を、毎日の生活の中で積み重ねて行く事が大切。
その幼児期のキオクが、思春期につながり不安定な時期を乗り越える力になる。
「匂い・食べ物・食卓」何気なくすぎている小さなことが大切なキオクとなっている。
自分が大切に思われているか子どもはささいなことから敏感に感じていて、大切に思われている充足感が思春期の自立に繋がっていく。
何か特別なことではなく、毎日の中にちょっとだけ心がけるヒントがあるようです。
~すぐ出来る10ケ条~
・食事中テレビ、ケータイ、パソコンを消そう
・抱き締めよう
・子どもより先に笑いかけよう
・おはよう・・オヤスミナサイの1日
・いただきます・・・ご馳走さまの食事
・ありがとうごめんなさい
・間食をやめる。甘い物でつらない。泣いている時甘い物で口をふさがない
・弁当店屋物は子どもの食器に移して
・せめて1品は手作りでカップスープでもいいから湯気のあがるもの
・夫婦喧嘩は子どもの前でしない(消極的虐待ともいわれる)
だ、そうです。
そして、講演後またもやツラの皮厚く、内田さんにご挨拶をお願いしました。
その際、文集と写真展をみていただきたいとお願いすると、最後の最後でじっくり見てくださいました。
あゆ母が写真の許可を頂きましたので、内田先生が見てくださっている所・・です。
今後もなにかとアドバイスをいただきたい素敵なかっこいい方です。
「みんな赤ちゃん頑張ってるね、がんばろうねっ」と最後におっしゃっていただいたことばが何よりの勇気になりました。
ほんとうに有難うございました。

今回の写真展のためにご協力下さった、県母子保健係の皆さん、田川保健事務所のスタッフの皆さん、そして写真展に足を止めていただいた皆さん、本当に有難うございました。
我らがカンガルーのママたち、最後の最後まで居残り片付けご苦労様でした。
琉くんママ、差し入れ有難うございましたぁぁ。
パクパク頂いちゃいましたご馳走さま!!
by れいこ
追:またもや写真が でっかいど~ 許してぇ~